図解 モチベーション大百科 池田貴将著 から考えたこと①
人が毎日、意識せずともしている選択、
ものの見方、向かう方向
これらの行動心理を研究し、行動実験を重ねた結果(世界の有名大学の研究)から学ぶこの本
めちゃくちゃ面白いのです。
めちゃくちゃ分かりやすいのです。
例えば
【消費ゴール】
被験者に旅行の計画をたててもらいました。
計画するだけで幸福度は高まり、
平均8週間持続。
しかし、旅行後は瞬く間に幸福度が普通レベルに低下してしまった。
つまり
消費ゴール(ごほうび)は人を幸福にする。しかし効果は『計画しているとき』だけ。実現後は効果がない。
そこで、著者は次にこう解説。
『短期的にモチベーションが下がっているときは、“自分に新たな報酬を用意する”こと。
そして、そのスパンは実験結果からみると2ヶ月先にごほうびを仕込んでおくのが効果的である』
というもの。
いや、自分のモチベーションの波を振り返るとまさにその通り。
学生のころは、勉強が嫌いでも、学習計画を立てているときは、なんか楽しかった。
私は計画を実行できないのに、やたら計画好きだ。
計画を立てているときはワクワクするし
未来が明るく、何でもできるように思う。
問題は、計画を完了しないまま、次の計画に心が移ってしまうことだ。
そして、振り返るとモグラの穴のように、ちょっと掘っては次の穴。
といった具合に未完の計画の穴ばかりが
できてしまう。
これはどうしたもんだろう。
この本になにかヒントあるか、他の症例も見てみよう😁